「重要事項説明書」は、
不動産売買の契約書を交わす前に、
買主に対して行う「重要事項説明」に伴う書類です。
不動産に関する知識が乏しい一般消費者が、
知らずに購入して不利益を被ることがないよう、
物件に関する詳細な説明が書かれています。
重要事項説明は、宅地建物取引士という
資格を持っている人しかできません。
契約前に必ず行わなければならず、
買主は「重要事項説明を受けた」という証拠として、
重要事項説明書に記名押印を行います。
その後、売買契約書に記名押印をする流れになります。
◆「重要事項説明書」に書かれていることは?
重要事項説明は、買主に対して行われるものですが、
売主が書面にどんなことが書かれているかを
知っておくことも大切です。
「重要事項説明書」の中身はおおまかに
【取引物件に関する重要説明】と
【取引条件に関する重要説明】で構成されています。
重要事項説明書はかなりボリュームのある
書類ですので、次回から内容について
詳しく解説していきたいといます。