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不動産相場を調べよう~国土交通省のサイトを活用しましょう~

2023-07-16

成約価格を細かく調べる

国土交通省の「不動産取引価格情報検索」というサイトでは、
実際の成約価格をおおまかに調べることができます。

・不動産取引価格情報検索
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet

取引の時期を決め、そこから「土地」「土地と建物」
「中古マンション等」などから選んでいきます
(農地や林地なども調べることができるのが面白いですね)。

そして、地域を住所または路線・駅名から選んでいきます。
すると、実際に取引された物件がずらっと出てきます。

そこには、最寄り駅、そこからの距離、取引総額、
坪単価や平米単価、土地の形など細かな条件が詳細に出てきます。

具体的な住所や物件名はわかりませんが、
かなり詳細な部分まで条件が表示されるので、
かなり参考になるでしょう。ちなみに、
このサイトに出ているのは全ての成約事例ではなく、
一部のものとなっています。
掲載件数ではやや不満が残りますが、
参考程度の資料としてなら使えそうですね。


地価相場を調べたいなら

【公示地価と基準地価】
公示地価は地価公示法に基づいて1月1日時点のものを、
基準地価は国土利用計画法に基づいて7月1日時点のものを
それぞれ公表したものです。公示地価は国が調べたもの、
基準地価は都道府県が調べたものという違いはありますが、
大きな違いはないといって良いでしょう。

いずれも土地取引の指標として扱われており、
ニュースでも「銀座の○○前が日本一高い」
などと耳にしたことがあるでしょう。

この公示価格と基準地価は、
いずれも国土交通省のサイトで調べることができます。

【路線価図】
土地の価格を調べたいなら、路線価図を調べる方法もあります。
この路線価図は、相続税などの計算で地価を
評価するときに利用されるもの。国税庁が調べており、
道路ごとに、そこに面する土地の、
標準的な平米単価が記載されています。

路線価図は国税庁のサイトで見ることができます。
多くの地点、特に細かいところまで調べられますが、
少し見にくいのが難点です。

また、この路線価というものは公示価格の
8割程度を目安にしていますし、
固定資産税は土地の評価額を公示価格の約7割を目安としています。
つまり、実際の取引価格と一致しない場合が多々ある、
ということを念頭に置いておきましょう。

取引価格と一致しないとはいえ、
全く使えない情報というわけではありません。

前回ご紹介した不動産紹介サイトと、
今回紹介した国土交通省のサイトや国税庁のサイトを用いて、
あらゆる角度からご自身の不動産相場を検証してみましょう。


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