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不動産査定と不動産鑑定の違いとは

2023-10-17

査定と鑑定の違い

不動産の価格を知るための方法として、
「不動産査定」と「不動産鑑定」があります。
どちらも同じように見えますが、
価格を調べるための方法や、
算出された金額がもたらすないように違いがあります。

簡単に言ってしまうと、
「不動産査定」は不動産の価格を知るためのもの、
「不動産鑑定」は不動産の価値を証明するためのもの、
という違いがあります。
また、不動産査定は簡易的なものが多いのに対し、
不動産鑑定はそれよりも厳格です。
それぞれ、どのようなものかを見ていきましょう。

【不動産査定】
不動産を売りに出そうか考えたとき、
不動産会社に仲介を頼む際、
「不動産査定」を行ってもらい、
売出価格を決めることになります。

つまり、「不動産査定」は
不動産会社がサービスの一環として
行っていることが大半です。

査定にはその不動産の立地、
利便性、築年数、間取りといった条件を考慮し、
それに類似した物件の取引事例を参考にして
おおよその価格を算出します。

その際に作成される報告書は
A4サイズの紙2~3枚に収まるくらい、
非常にコンパクトなものが多いようです。
そこには、物件の現時点での妥当な査定額はもちろん、
なぜその査定額になったのかという
根拠が簡単に説明されていることが一般的です。

【不動産鑑定】
「不動産鑑定」は、「不動産査定」と比べると、
さまざまな要因を緻密に分析して行われます。
そのため、信頼度も不動産査定に比べて
格段に高くなります。

分析に使われる要因としては、
地盤、地域の人口、物価の動向、
土地の利用規制などが含まれる
「一般的要因」というものがあります。
また、地域の環境から受ける影響
(例えば土壌汚染の有無など)を含む
「地域要因」、さらに土地自体の形状や、
建物であれば土地上での配置や管理状況を含む
「個別的要因」というものがあります。

これらの鑑定は、国家資格を持つ
不動産鑑定士が行います。また、
それぞれの要因については
国の統一基準に基づいて価格を算出します。

このときに作成された「不動産鑑定評価書」は、
裁判所や税務署などの公的機関において
重要な資料として扱われるくらいの
専門性と公正性があります。

「不動産査定」の場合、
不動産会社によっては査定額が
大きく変わることがあるのに対し、
「不動産鑑定」の場合はほとんど同じような
評価が出ることになります。


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