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古家付きの土地はそのまま売れる?

2023-09-30

はじめに

一般的には、一戸建ての価値は
築20年ほどでゼロになると言われています。
根拠は、木造住宅における税法上の
耐用年数が22年と定められていること。
「資産価値がない古家は、更地にしないと売却しにくい」
と考えても不思議ではありません。
しかし、物件を探す人にとっては
「古家付き」ならではの魅力もあります。

◆「古家付き」のまま売却するメリット

・解体費用がかからない
売主にとって、古家付きのまま売却するメリットは、
なんと言ってもコスト面です。
まず、家の解体費用がかかりません。
家の解体費用は、
躯体の構造や坪単価でだいたい決まります。
あくまで目安ですが、
木造では坪3~5万円程度。
延べ床面積が30坪の家なら、
90万円~150万円の解体費用がかかりますが、
古家付きのまま売却すれば、
売主が解体費用を負担しなくて済みます。

・固定資産税を節約できる
築20年以上を経過した古家は、
資産価値が低い分、税金が安くなります。
土地に建物が残っていれば、
「固定資産税の住宅用地の特例」
が適用されるため、
固定資産税や都市計画税が安くなります。
マイホーム所有者への負担軽減措置ですが、
空き家にも適用されます。
なかなか物件が売れないときでも、
少ない税負担で売却活動を継続できるということです。

・「家」と「土地」の両方からアプローチできる
物件を探す人の中には、
「古家を購入したい」という人も一定数います。
近年は、安く購入できて
自分好みにリフォーム・リノベーションができる
「古民家」の人気が高まっており、
古民家を専門とする不動産会社や
マッチングサイトもあるほど。
古家だから売れないわけではありません。
また、「古家付きの“土地”」
という売り方をするケースもあります。
家ではなく、土地の価値を強調することで、
宅地を欲しがる人にも訴求することができるのです。
「家」と「土地」、
両方の購入希望者にアピールすることで、
売却のチャンスも広がります。


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