適正価格をつけるには、
不動産会社に物件の情報を包み隠さず正確に、
積極的に伝えることが大切です。
良い部分はプラス査定、
悪い部分はマイナス査定を
きっちりとしておきましょう。
少しでも高く売りたいからと
マイナス部分を隠していた場合、
後からそれが発覚して
価格の改定をするとなれば、
売却期間をいたずらに延ばしてしまうだけに
なってしまいます。
また、不動産会社の人も知らないであろう、
実際に住んでいる人だからこそわかる情報
(近隣の商店や施設の情報や交通の便など)
もプラス査定になる可能性があります。
知っていることはどんなことでも伝え、
査定の参考にしてもらいましょう。
逆に近隣で事件事故があったなど、
マイナスになるかも知れない地域情報を、
包み隠さず不動産会社に伝えることも大切です。
また、近隣物件の販売状況や相場などは、
不動産情報サイトを見れば簡単に
調べることができます。最寄駅を含め、
1、2駅隣くらいまで調べておき、
それらの物件と比較して勝っている部分や
劣っている部分を書き出し、
適正な価格設定ができるようにしておきましょう。
高く売りたい気持ちは誰しもが持っていますが、
反対に自分が買うとなれば
少しでも安く買いたいと思いますよね。
だからこそ、適正な価格をつけることが
重要になってきます。
先にもお伝えしましたが、
販売期間が延びる=値下げが必要になる、
ということです。
「売り出しを急いでいない」と思っていても、
販売期間が1年以上経つと、
「売れ残り感」が強くなり、
市場からマイナスの評価を受けてしまう恐れがあります。
売りたいと思ったときに適正な価格をつけ、
なるべく早く当初の価格で売り切る。
これが物件を売却するときのコツだと言えます。